無職とフリーランスが付加年金に入るべき理由【2年で元がとれて保険料は月400円】

2021-05-21

会社員や公務員に比べて、もらえる年金額が少ないフリーランス。
不公平だとおもったことはありませんか?

実は自営業者・フリーランス・無職・学生・アルバイトだけが加入できるおトクな年金制度があるんです。

それは月400円で加入でき、2年で保険料の元がとれる付加年金

この記事では付加年金の制度、メリット・デメリット、加入方法を解説していきます。

この記事を読み終えると、将来もらえる年金の受給額を増やすことができ、ほぼノーリスクで老後に備えることができます!
無職の間だけ付加年金に加入することも可能なので、ぜひ最後までご覧ください。

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無職とフリーランスが付加年金に入るべき理由

無職やフリーランスが加入できる年金制度は『国民年金』のみで、会社員に比べ将来もらえる年金額が少なくなります。

会社員の年金

会社員は『国民年金』と『厚生年金』の2階建て構造

そんな無職&フリーランスに用意されたのが「付加年金」

実は2年で元がとれる超おおトクな制度なんです!!
しかも保険料はたった月400円。

そんな付加年金について詳しくみていきましょう。

2年で元がとれる付加年金とは?

付加年金とは、毎月の国民年金保険料にプラス400円を納めることで、年金額を増やせる制度です。

「200円×納付月額」が将来受け取れる年金に加算され、たった2年で元がとれて超おトク!

例えば20歳から60歳までの40年間、付加保険料を納めていた場合の年金額は以下になります。

付加年金の支払額と支給額

  • 支払い額:400円×480ヵ月(40年)=総額19万2,000円
  • もらえる額:200円×480ヵ月(40年)=年9万6,000円

支払った19万2,000円に対して毎年9万6,000円の付加年金を受けとることができます。

65歳から年金を受け取り始めたとしたら、67歳以降は丸々プラスに。 
つまり付加年金の保険料は2年で元がとれます!

平均寿命が80歳を超えている現在、老後のお金を少しでも用意しておくために付加年金はぜひ加入しておきたい制度です

付加年金のメリット・デメリット

付加年金はとてもお得な年金制度ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。

順番にみていきましょう。

付加年金のメリット

  • 2年で納付した保険料の元がとれる
  • 保険料を所得から全額控除できる
  • 年金の繰り下げ支給をすると付加年金も増額される

付加年金のメリットは、月たった400円の保険料なのに2年で納付した額の元がとれるところ!

先ほど40年も付加年金の保険料を納付したケースを紹介しましたが、実は無職の間だけ付加年金に加入することも可能です。

仮に半年間だけ加入した場合、プラスされる保険料は年1,200円。

付加年金の支払額と支給額

  • 支払い額:400円×6ヵ月=総額2,400円
  • もらえる額:200円×6ヵ月=年1,200円

たった年1,200円ですが、死ぬまで毎年もらえます!

このように無職の間だけでも付加年金に加入しておいたほうがおトクといえますね。

付加年金のデメリット

  • 遺族基礎年金には反映されない
  • 年金の繰上げ受給すると付加年金も減額される
  • インフレリスクは考慮されない

付加年金のデメリットは、付加年金は遺族年金に反映されないため65歳未満で死んでしまうと保険料は無駄になること。

もし年金の繰り上げ受給(65歳より前に年金をもらう)をすると、国民年金と同じように受給額は減額されるので注意が必要です。

また付加年金は国民年金ちがってインフレリスクが考慮されないので、たとえ将来物価が上がったとしても受けとれる額は変わりません。

このようなデメリットはあるものの、やはりメリットのほうが大きいので付加年金は加入したほうがおトクといえるでしょう。

付加年金に加入できる人

  • 国民年金第1号被保険者(自営業者・農業者・学生・アルバイト・無職の人で20歳以上60歳未満)
  • 65歳以上の人を除く任意加入被保険者

付加年金は、自営業者・フリーランス・無職・学生・アルバイトなどが加入できます。
※会社員や公務員などの第1号被保険者、専業主婦などの第3号被保険者は該当しません

国民年金保険料の免除を受けている人・国民年金基金の加入者も対象外なのでお気をつけください。

付加年金の加入方法

付加年金の申し込み手続きはとっても簡単で、役場の年金窓口できます。

付加年金の申込みに必要なもの

  • 年金手帳
  • 身分証明書
  • 印鑑

保険料の納付は申し込んだ月からの開始で、納期限は翌月末日(納期限)となります。
詳しくは付加保険料の納付のご案内をどうぞ

付加年金の支払い方法

  • コンビニや金融機関
  • 口座振替
  • クレジットカード
  • 前納

付加年金の支払い方法は上記4つです。

保険料がおトクになる支払い方法は③クレジットカード納付と④前納。

なぜならクレジットカードで保険料を納めれば毎月ポイントが貯まりますし、前納すれば保険料が割引されるからです。

保険料の前納による割引額

現金納付口座振替
6ヵ月分
(保険料2,400円)
2,380円
20円割引
2,370円
30円割引
1年分
(保険料4,800円)
4,710円
90円割引
4,700円
100円割引

保険料を6ヵ月もしくは1年分まとめて前納すると保険料が割引されます。

ただし割引額は20〜100円となんとも微妙…。

なので付加年金の支払いには、次に紹介するクレカ納付がおすすめです!

保険料のクレカ支払いによる割引額

クレカ納付だと保険料が直接安くなることはありませんが、ポイントが貯まる!
毎月自動的に引き落とされるので、銀行へ出向く手間も省けます。

おすすめクレカは『エポスカード
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老後の資金を少しでも増やそう

付加年金の保険料は、たったの月400円!
しかも2年で元がとれるとてもおトクな年金制度なんです。

65歳から受給を開始したら、67歳まで生きれれば確実に元がとれます!笑
変な投資を始めるより、よっぽど確実で安全です。

将来の年金額を増やすために、フリーランスはもちろん無職の間だけでも付加年金に加入してみてはいかがですか?

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